中経出版主催セミナー①:講演会前半

沖山教育研究所

10月5日、新宿住友ビルB1ホールで行われた、
必勝祈願セミナーに参加してきました。
私が受験生の時に習っていた日本史講師で、
中経出版から本を出されている伊藤賀一先生から紹介されました。
http://www.chukei.co.jp/center/

各予備校から講師が集い、
講演会とディスカッション後、
受験生が直接講師に学習相談ができる、
というものでした。

その中で印象に残った内容を記しておきます。
科目も内容も多岐なので、ご参考まで。

▼志田先生(数学・東進)

正八面体の展開図を使ったお話が面白かったです。
この辺と接するのはどの辺か、という問題で、
私は数学的思考が弱いので、ためになりました。
数学は視点を変える学問だ、とのこと。

▼漆原先生(物理・代ゼミ)

雨粒が空気抵抗なく落ちてきたらどうなるか、
ハイジの乗ってるブランコは
100メートルで時速は200キロ、
すでに少女ではない、というお話など。

声がかっこよかったです。いい声です。
10分という制限の中で、まとまりのある、
興味を引く話を展開されてました。

物理の教科書の索引を使って復習すると、
正誤判定問題に強くなれるそうです。
索引ツアー、4時間ほどだとのこと。

▼橋爪先生(化学・駿台)

大学入試センターは、得点調整を絶対にしたくない!
から、得点調整をしなくてよかった過去の問題をよく使いまわしている。
そのため、今度のセンター試験でも、
大問3つは、過去問中心にこれまで通りのもの、
大問1つは、これまでに出していない新出のものになるのでは、
という説明でした。
>と理解しました。

また、大学入試センターのサイトにあるサンプル問題は必ずやること。
御茶ノ水にある日本化学会から、
暗記ではなく計算問題を出してほしいと要請があることを意識すること。
100点を狙っている上位生徒は、これまでに出ていない範囲のものにも手を出しておくこと。
という風に、センター試験についての分析を冷静に淡々と、
でしたが、理論だっててわかりやすかったです。

▼大堀先生(生物・代ゼミ)

生物が8割だった生徒から、
9割にするにはどうしたらいいですか?と聞かれた答えに、
英語と数学はどれくらい?と聞き返したら、
7割5分です、だったそうです。
それを聞いて先生が話したのは、
生物なんてやってる場合じゃないよ!
ということだったそうです。
一橋の社会だけはなぜか配点が高いものの、
普通は英数の方が大事、それでは受からない、
という指摘をされたそうです。

科目の先生だとその科目をがんばれ!
となりそうですが、そうではないところに共感できました。

生物には単純知識と複合知識の問題があり、
ゾウリムシの大きさを問う問題を例に挙げて
知識を使いこなす、という意味をわかりやすく説明されてました。
実験考察問題は、
知識で解けるもの、知識を使って解くもの、知識では解けないもの、
がありそれを見極めること。

つづく

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