『バイキング』出演後日談④本番
そしていよいよ、
本番です。
台本では、
12時31分過ぎから、
VTR放送、
でしたが、
少し早かったですかね。
正直、
本番が一番楽でした。
緊張らしいこともなく。
理由は、
やはりMCの坂上さんの力。
プラス、
出演者の方々の力量。
これに尽きます。
ディレクターさんたちもおっしゃってましたが、
坂上さんの安定感は抜群だそうです。
何か困ったような時も、
切りぬけてくれるので、
要は「楽」なんですね、
作り手側からすると。
いろんなリアクションや振りは、
本当にすごかったです。
アミさんが、
国語のやる気を上げるための方法を答えている時のツッコミや、
後藤さんに、
10才の子への声かけを振るとか、
ケンコバさんに最後、
解答を明かした上でボケを要求するあたり、
後半は、
思ったより盛り上がったためか?、
時間がおしてました。
CM中に、
ディレクターさんたちが、
3人も4人もきて、
別室の演出さんから指示されることを、
坂上さんや出演者の方々に、
伝達しているんです。
それを理解して、
実際の数10秒で、
楽しい展開にしていくには、
相当な経験やカンが必要だと、
強く感じました。
その前提には、
20時間にも及ぶ打ち合わせや収録、
台本の作り込みや、
当日のリハーサルなど、
膨大な「準備」があってのことです。
準備と経験が合わさって初めて、
面白い番組になるのですね。
いやぁ、
すごかったです。
録画した映像や、
ユーチューブもみましたが、
けっこう楽しい感じでしたよね!?
自分で言うのもなんですが。
CM入るところに、
薬丸さんから追加の質問が来て、
慌てて答えたりする場面は、
いかにも生放送っぽかったし。
ケンコバさんが、
「先生、ひとこといいますよ、
ありがとうございますwww」
の件では、
私が、
「とんでもございません!」
と返している所を
きちんとカメラさんが見事に拾ってくれているし、
本当によくできているなぁ、
と何度も口にしてしまいます。
本番ではうまく答えてなかったですが、
「音読した方がセリフ覚えにはいい」
の解答としてよりよいのは、
「セリフを覚えるのは、
それが仕事だから音読もできる、やる気になれる
けれど、
子どもにとっての勉強は、
やってもやらなくてもいいものであり、
仕事じゃないから、
音読しろといってもなかなかやれるものじゃない、
から黙読でも、
すべて目を通している事だけで充分、
勉強にはなる。
やらないよりは、
目を通してるだけでも記憶には残せる」
ですかね。
勉強と仕事は違う、
と答えるべきでした。
なんて反省も含めて、
テレビは面白いです。
生放送も面白い。
かなり頭を使って、
楽しいものをつくりあげるところは、
まさに職人技ですね。