MFクラウドEXPO15
4月24日に品川で開催された
MFクラウドEXPO15に参加してきました。
MFは「マネーフォワード」の意味で、
クラウド会計ソフトなどを提供する会社です。
確定申告用に
今年からMFを利用していたら、
案内がきて、
当選しました。
教育業界にいると、
世の中の動きや変化に疎くなるので、
可能な限りこういった会に
行くようにしています。
参加したのは、
以下のテーマです。
「クラウドが実現する新しいワークスタイル」
ランサーズ、Sansan、ブイキューブ、ビズリーチ
「3年後のビジネスの当たり前」
Sansan、ブイキューブ
「クラウドで実現する士業の差別化戦略」
トリプルグッド税理士法人、サイボウズ、ChatWork
「クラウドがもたらす未来」
マネーフォワード 辻庸介
「勝ち残る企業の条件 -クラウドが迫るマインドチェンジ-」
大前研一氏
この中で気になったものを
メモ代わりにまとめます。
・ワークスタイルについての話はやはり人口減少から話が始まる
・すでに共働き家庭は6割に達しており、育児を考えると残業では賄えない状況
・年金受給開始も遅れる傾向で、60歳を超えてもあと20年以上生きることになりそう
・名刺管理のSanSanでは徳島の古民家を借りて開発部員が常駐する
・テレビ会議のブイキューブ間下社長は、
午前に自宅で、
午後にシンガポールのオフィスで、
夕方は早く帰りお子さんとプールに行き、
その後自宅で、
という風に、時間帯により
働く場所(自宅・オフィス、移動中の車内など)や
使うデバイス(対面・メール・テレビ会議など)も変わる。
アジアを中心に世界中と連絡を取るために、
時差を考えた働き方になっている。
・クラウドソーシングのランサーズでは、
都会の仕事を地方のフリーランスが対応している。
・海外では3年同じ会社にいると、
転職できない人と思われる。
>能力がないとみなされる
・30年前はアメリカも終身雇用だったが、
製造業からサービス業へシフトするなかで、
働き方が変わってきた経緯がある。
・どこでも働ける会社作りをしないと、
特に欧米の企業に負ける、
欧米の人材を取れない
・アナログからデジタルの時代を経て、
これからはシェアの時代になる。
・クラウドは危険だという認識が日本には強いが、
個人情報保護士という資格もあり、
かつ銀行並みのセキュリティを構築しているため、
むしろ個人のPCなどで管理するよりよっぽど安全
>個人情報を規制する側の経済産業省も
クラウドで名刺管理をしている
・どの分野もプロは限られるので、
ウェブ会議などを使えば、
専門家は移動などのロスなく、
現地の様子を画面で見ながら判断できる。
>診療・医療、事故・災害、営業や顔合せなど
・税理士や会計士の仕事である、
記帳と申告はすでにほぼ自動化されているが、
それを見ないふりせず、
完全に使い倒すことで空いた時間を、
顧客満足向上に利用している士業集団もいる。
・20世紀はヒト・モノ・カネ、
21世紀はヒト・ヒト・ヒトの時代。
・do more, do betterの時代ではない
>均質で、同じ方向を向く時代なら通用する考えでしかない
・スティーブジョブス、セイゲイブリン、イーロンマスク、ラリーペイジ、ジャックドーシー、
いずれも性格悪く、秩序を壊すようなタイプ
・上司や親、先生のいうことを聞く人間は、
その人間と同じレベルにしかなれない
・家に帰って宿題をやれなんて言わず、
宿題なんかいいからゲームしてなさい、
というくらいが正解
子どもが自ら
こういったことを学ぶ機会はあまりないので、
少しでも刺激していきます。
また、
親が安易な選択に偏らないよう
親にも少しずつ伝えたいことです。