「個性重視」の理想実らず
読売2月23日
東京女子大や、
同志社大学など、
AO入試自体の中止や、
適用範囲の縮小を行った大学について
の記事です。
無試験だったり、
学力のないまま大学生になる入試として、
「アホでも(A)オッケー(O)な入試」
などといわれることもある、
AO入試の限界について
書かれています。
ただ、
AO入試の使い方次第では、
一般入試で入ってくる生徒よりも
入学後に伸びるという説明もありました。
どういうことかというと、
ランクが上の学校を落ちて、
「仕方なく」入学した学生よりも、
通常であれば入学できない層の学校から、
>商業高校など
AOで入学した生徒の方が
熱心に勉強するそうです。
ありがたみを実感するのでしょうね。
6年後から導入予定の
新大学入試制度は、
こうした批判を変えるために行われるので、
二の舞にはならないと思います。
学生が足りなくて困っている大学ではなく、
上位層の大学ほど取り組むことになるからです。
入学を楽にして、
卒業を難しくする、
という方針も出てますから、
むしろ
入試自体の難易度は下がるでしょう。
人物を作り上げないとですね。