ブラジルから留学生82人:芝浦工大、英語による授業増加

沖山教育研究所

読売12月5日朝刊

・高度情報演習2B
 という授業では、
 日本人学生34人と、
 公用語がポルトガル語の
 ブラジル人留学生23人が、
 英語で意志疎通を図る。

・ブラジルは
 15年までに
 大学生約10万人を
 世界中の大学に派遣する
 「国境なき科学」プログラムを展開。

 芝浦工大では
 国内最多の82名のブラジル人が学ぶ。

・14年度は
 23科目の授業が英語で行われているが、
 19年度には300科目へ増やす予定。

・芝浦工大は
 スーパーグローバル(SGU)大学37のうち、
 唯一の私立工業大。

・学部卒業生の
 7割が就職を選ぶ。

・13年度は
 全学生の4%の291人だった
 海外への留学も、
 23年度までに
 全学生が何らかの海外学習を経験する
 体制にする。

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正直意外な採択だった、
芝浦工大ですが、
SGU大学として、
注目は高まっていますね。

こうしてほぼ一面の記事として、
留学生の受け入れや
国際化を取り上げられています。

正直どんなもんかなぁ、
と思っていましたが、
結構期待が高まっています。

その理由は、
先日参加したフォーラムです。

芝浦工大を含む
5大学の代表者が
パネルディスカッションを行いましたが、
村上学長の印象が
非常によかったです。

説明も簡潔でまとまっていて
理系っぽい。
人の話もきちんとうなづき、
笑顔交じりに聞いている。

セミナーやシンポジウムといった場に参加すればするほど、
いかに教育業界の人間が暗いか、
基本的なコミュニケーションが取れないか、
気づかされます。

この人の話聞いても、
学生はやる気にならないだろうな、
という人が多すぎます。

研究者としては優秀なのかもしれませんが、
人に伝える、教える、
やる気を与えるという視点からすると、
本当にひどいな、
と思うことがたくさんあります。

その点、
芝浦工大の村上学長は、
話を聞いていて感じもいいし、
何より楽しそうでした。

中間報告によっては
補助金が減額されるなど、
世間の見る目はより厳しくなる中で、
芝浦工大がどう変わっていくか、
注目しています。

中学受験偏差値も
変わっていくでしょうね。

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