37大学10年計画指導:数値目標「背伸び」の声も

沖山教育研究所

日経12月8日朝刊
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO80604720W4A201C1CK8000/

・スーパーグローバル大学(SGU)37大学が
 本格的な活動を始めた

・東洋大は
 「SGUに採択されたのはサプライズ」
 と高橋学長は冗談交じりながら説明
 17年度に
 3つの国際系学部を発足させる。

・各大学とも、世界、グローバル、トップ、
 などの言葉が躍っている一方、
 審査に通るために
 実力以上の数値目標を掲げている、
 本当に達成できるのか心配、
 採択されてからが大変、
 という声もある。

・各大学は
 23年度の最終目標値と共に、
 18年度と21年度の中間目標値も
 構想には明記されているため、
 評価が低い場合は
 補助金が減額される恐れもある。

・芝浦工大は
 現在1.5%の留学経験比率を
 100%に引き上げる

・豊橋技術科学大は
 現在0%の英語授業比率を
 92.2%まで引き上げる

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最後の2大学に象徴されるように、
現状からはまずあり得ない目標を設定している大学も
かなりありますね。

新聞紙上にはそういった数値一覧が
ありました。

学生自体のレベルもありますし、
その家庭の環境や資金力によっても、
特に留学の場合は
それなりの補助がないと
比率を上げるのは難しいでしょう。

留学の期間が
短期なのか長期なのかにもよりますね。
比率を上げるために
1・2週間の留学を全員しました!
では本末転倒です。

ただ、
ここにある「背伸び」という声は、
落選した大学の負け惜しみかな
という気がします。

まずは当選して土俵に上る。
そのうえでなんとかかんとかやりくりしながら、
結果的に目標数値に近づいていく、
それだけでも充分成果につながると
思います。

落選した大学は
そもそも全学的な盛り上がりや
空気が醸成されないでしょう。

よく例えでいいますが、
開成高校の生徒が東大にたくさん入るのは、
東大にいく、
と思っている生徒が多いからです。

周りにそういった生徒がたくさんいるから、
なんとなく、
東大を目指してしまい、
結果的に勉強をしているのです。

SGUも同じだと思います。

空気で、
一気に、
この10年で、
ノリで持っていってしまう、
それくらいでないと
目標も達成できないでしょうし、
大学も変わらないでしょう。

それくらい
インパクトのある事業だと、
期待しています。

落選した一橋大学の記事を
最近2・3みかけました。

SGU関連とは異なるところで
勝負しないといけなくなっているのかな、
という目で見てしまっています。

一橋自体は
すでにかなり国際化はされてますけどね。

あまり全国区の認知度でないSGU採択校が、
今後どれだけの成果をだしてくるのか、
それによって、
偏差値や人気の序列がどれだけ変わるのか、
楽しみです。

※先日、
 豊橋技術科学大の博士課程に関するフォーラムに参加しましたが、
 結構気合い入れてやりそうでしたね。
 SGUとは直接関係ない事業ですが。
 最先端の脳科学について見識が深まりました。
 追って記事にします。

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