東大異才教室:小中学生から選抜、指導

沖山教育研究所

読売12月11日朝刊
http://www.asahi.com/articles/ASG4B3VHLG4BUZVL004.html
(読売で検索できず、朝日新聞4月の記事リンクです)

・「異才発掘プロジェクト」は、
 突出した才能があるのに
 学校教育になじめない
 小中学生を対象とする

・全国約600人の応募から
 小学生5人、
 中学生10人
 が選ばれた

・資金は
 5年で
 約5億円

・選考された小中学生の簡単なプロフィール

小3男子
:不登校、父親が家庭で教育、
 小説家志望で想像力・表現力・語彙に優れる

小4男子
:週2・3の登校、
 爬虫類に強い関心、
 蛇などを飼い、繁殖に最適な環境を観察

小5男子
:漢字テスト苦手、
 農業や自給自足に関心、
 家族が食べる野菜の栽培や
 保存食づくりを行う

小6男子
:学校の内容物足りず、
 絵を1日に100枚以上描く

中2女子
:成績トップ、
 難病の治療法を研究したい

中3男子
:不登校、
 高校の数学Ⅲを独学で、
 生物学や遺伝子工学の研究を希望

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いま私がハマっているのが
発達障害です。
不登校にも発展しています。

それと同時に
できる子やいわゆるエリートにも
関心があります。

面白いことにこの内容すべてが、
つながってくるんですね。

いわゆる一般的に
できる子とできない子、
その枠のさらに上にこういった異才と、
障害・不登校の子たちが
いるようなイメージです。

ただ、
結局のところは、
子ども一人ひとりのみならず大人も、
持っている能力をどれだけ活かしきっているか、
というところに落ち着くのは同じですね。

最近カナダでとび級をした生徒さんの、
ギフテッド教育
というのが注目されていますし、

文科省もようやく今年、
フリースクールに大臣が足を運んだり、
そのための補助金や支援を行うということになったり、
学校教育では拾えない子たちにも
ようやく光が当てられる時代に
なるのかもしれません。

私が先日参加した、
とあるフリースクールでの
実体験説明会で話をしてくれた16歳の男子は、
一般的な親(母親)よりも、
よっぽど親の気持ちも子の気持ちもわかっている、
オトナ、でした。

感心してしまいました、
彼の意見には。

こういう子たちがはじかれてしまう学校や社会というのは、
やはり閉塞的になるだろうなとも思いました。

数はまだまだ少ないですが、
こういったプロジェクトを通じて、
多くの人に不登校や発達障害の子たちの気持ちが伝わると
いいですね。

そうすれば、
わざわざ不登校とか、異才とか、
枠組みを決めずに、
みな違っていて当たり前、
いろんな人がいる、
という意識がつくられ、

四肢に障害があっても、
話すのがつたなくても
目が見えなくても
耳が聞こえなくても、

みなそれぞれの個性と認めて、
異なることを受け入れて、
普通に、生活ができるような時代が
来ると思います。

私は部活の先輩に乙武さんがいたので、
一般の人よりは障害のある方々に対して
慣れがあります。

普通の人、
と同じように接してると思います。

変に丁寧だったり気を使い過ぎたりしません。

いろんな人がいるのだ、
と意識せずにいられれば、
自然なお手伝いもできるのかな
と思いますね。

日本がそうなっていくには
まだまだ時間がかかるのでしょうけれど、
少子化により、
背景の異なる人と付き合っていかなければならなくなる分、
これまでよりは圧倒的に早く、
時代が変わっていくでしょうね。

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