外部試験導入へ質保証を議論:大学入試、英語の4技能測定

沖山教育研究所

日本教育新聞10月6日号

文科省が強めている、
大学入試の英語外部試験の導入。

今後の焦点として、
民間団体などが実施する試験の信頼性を
どう担保するのか、
議論が進む。

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この記事にもあるように、
4技能を図る英語試験にも
いろいろあります。

・IELTS(アイエルツ):数団体の共同運営
・TOEFL(トフル):アメリカETS社
・英検:日本英語検定協会
・GTEC:ベネッセ
・ケンブリッジ英検:ケンブリッジ大学
・PTE:アメリカピアソン社

などです。

それぞれの団体が
それぞれの試験の公平性などをアピールすることが、
この1年ほど続いています。

今後は、
文科省も4技能テストを
全国で実施する予定ですし、

英検は、
TEAPという試験を
上智大学と開発し、
すでに大学入試で使用する予定です。

また、TOEICも、
今後は1390点満点が標準になる
といわれています。

現在は990点ですが、
これはリスニングとリーディングのみです。

S/Wテストという、
スピーキングとライティングの試験も
実はあります。

今後はこれも受験するのが
標準になるでしょう。

より乱立が進むはずです。

ただ、考え方は簡単です。

私の知る限り、
TOEFLが最も難しい試験なので、
この対策をしておけば、
他の試験は内容や傾向、時間配分を修正していけば、
英語力そもそもは問題がないはずです。

TOEFLの対策ができるというのは、
TOEFLの問題集・参考書を使って、
自分で勉強を進められる、
ということです。

少なくとも英検なら2級以上でないと
無理でしょう。

現状でわかりやすい指標だと、
小6までに英検で3級レベル、
中3までに2級レベル、
というのが、
最低ラインになるでしょう。

試験で点をとるだけでなく、
実用できることも大事です。

聞けて、話せるのが
当たり前になります。

高校生からはより語彙を増やし、
議論なり、意見を述べる練習をする
必要があります。

それが最低ラインなのだと
準備をしていかないと、
結局どこかで時間とお金をつぎ込むことになります。

でも
中高生は親のいうことは聞きませんから、
親の言うことをある程度聞いてくれて、
まだやる気に満ちた?、

小学生、
特に低学年当たりで、
英語をどれだけ好きにさせておくか、

そして
英語と自分の好きなものを
どれだけ強く結び付けておけるか、
そこがカギです。

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