学校説明会@目白研心

沖山教育研究所

目白研心中学の
説明会にいってきました。
→学校ページ

上野松坂屋で開催された
合同説明会で、
長谷教頭に突っ込んでいった
のがきっかけで、

この会に参加する前に、
松下校長とも
お話をさせていただきました。

今回は一般のお客様が来る会。

しかもこの日は結構強い雨。

こういう日にも
ちゃんと足を運ぶお客さんが
どれくらいいるのかどうかみたくて、
向かいました。

入学の意志が弱かったら、
雨だといやんなっちゃうと
思いまして。

人数は30名~40名くらいだったかな。
帰国枠での相談も複数名いて、
真剣さ、漂ってました…

いろいろな会に参加しているので、
登壇する方の雰囲気とか、
話し方とか、
そういうのが気になったり、
勉強になることが多くなります。

この日でいうと、
最後の方で入試内容について
説明をされた先生が、

いい意味できちんとしてなくて、
笑顔交じりで、
堅くなくて、

感じよかったです。

いつも思うのは、
お客さんは話の内容よりも、

明るいとか、
楽しそうとか、
いい人そうとか、

なんとなくの雰囲気を
感じ取ってると思うんです。

鷗友の吉野校長のように、
きちんと調べて、
きちんと整理して、

そうやって話すのも大事ですが、
結構能力の必要なことです。
経験もね。

だからその力で相手に印象を残す、
というのは相当難しいわけで、

それよりも、

感じのよさを出して、
よい印象を残して帰ってもらう方が、
楽、というか、
まずは実践できるのかなと。

前職でも、
商品説明よりも笑顔!

とは何度もいわれてましたが、
確かにあまり内容の話をこまごまとされても、

頭にはすべて残らないですよね。

そういった感じの良さと同時に、
印象に残りやすいのは、
とにかく具体例ですかね。

今日の説明でも、
・例えば、を使えるようになる練習の話
・朝プレゼンの話
・遅刻の話
・セルフマネジメントの話
・2人担任制の話

などなどが
記憶に残ってます。

・例えば、を使えるようになる練習の話

例えば、の話は、
話し方やコミュニケイションの
技術アップの訓練でした。

果物、例えば、
みかん・りんご・バナナ

というのをみて、

学校、例えば、
で3つ挙げる、

という訓練。

果物の種類の例示でしたから、
小学校、中学校、専門学校、

なんて具体例が正解となります。

人に何かを伝える時には、
具体例(またはその理由)をセットにすると、

わかりやすくなりますね。

「私は果物が好きです、例えば…」
とか、
「私は虫が苦手です、例えば…」

という感じで、
具体例を上げる練習をさせるのだそうです。

さらに、
私の姉は猫が嫌いだ。
たとえば…だ。

の中に、
「猫のマスコットを見ただけで逃げ出す」
ほどだ。

と具体例に程度表現を入れたりとか。

国語力とか、読解力、
というものではなくて、
技術なので、

訓練すると上手になるそうです。

そんな練習を意識的に
やってるとのこと。

・朝プレゼンの話

朝プレゼンも、
人前で話す練習を
来年の中1から?
導入するそうです。

・遅刻の話

遅刻の話でいうと、

1ヶ月に4回遅刻したら、
ステップ1で保護者へ協力要請、
ステップ2で学年主任らと面談、
ステップ3で指導部から厳重注意、
と段階を踏んでいくそうです。

実際3年前?からこのシステムを始めて、
高校生が1人、
ステップ2までいったけれども、
あとはみんなステップ1で
留まってるそうです。

その意識を反映してか、
エレベータホールの前に、
手書きで中高の全クラスについて、
遅刻の回数が棒グラフで
記録されてましたw

・セルフマネジメントの話

セルフマネジメントノート

これすごいですw
私できませんw

1日ごとの計画に、
実際どういう行動をとったのか、
すべて記録に残すノートです。

レコーディングダイエット、
ってありますが、

自分の行動をすべて残し、
毎日見てることで、
意識化されていく、
ってやつです。

この日は1時間しか勉強してない、
この日は2時間も無駄に過ごしてる、

って感じですね。

かなり細かく書いてありましたが、
私には…、でき…なさそうw

・2人担任制の話

2人担任制は、
担任の性、教師経験、科目、
の組み合わせを
できる限り異なるようにしてるそうです。

昨今のキーワードでもある、
多様性対応ですね。

目白研心に限らず、
具体例をどんどん挙げて、
「こんなことやってますっ!」
と明るく元気に説明すると、

印象に残りやすいのかなと思いました。

それと研心に限らずいつも思うのが、
一方通行な会が多いことです。

世間でも学校でも、
アクティブラーニング!
と散々言われていて、

「うちはやってます!」

とかいうところが多いのですが、

それなら説明会も、
アクティブにやってもらいたいなと。

親向けにもアクティブでやれてれば、
「あー、こんな感じでウチの子は
 授業に参加するのね」

ってイメージも沸くと思います。

これからほんとにやってる、
と実感できます。

説明会だけは一方通行で、
授業はアクティブです、

って信じがたいです私は。

これからは人口減少で、
学生の奪い合いになり、
お客さんの方はさすがにバカじゃないので、

学校を見る目は厳しくなります。

だとしたら、
口で言ってるだけではなく、
実際にやってる!
やってそう!?w

と思わせることも、
と伝えることも、

学校側の営業・広報戦略としては、
大事になるでしょうからね。

せっかく足を運んできてくれた客を、
笑顔にもできないまま帰すのは、

やっぱりおかしな世界だと、
一般の企業、サービス業と比べると、

感じてしまいますね。

いくら無料での会とはいえ、
雨の中、時間とお金を使ってきますからね、
お客さんは。

楽しかった!
と笑いながら帰らせてくれるような、

そんな理想の説明会に、
早く出会いたいです。

今日の研心は、
あの雨の中での来場者なだけに、

会の後も校舎見学や個別相談のために
残って話をされてる方が
多かったように思います。

ああいったお客さんは、
しっかり捕まえて、
どんどん伸ばして喜ばせてほしいですね。

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