説明会:女子校アンサンブル①
4月29日に開催された
女子校アンサンブルに
参加してきました。
英語教育に力を入れている
山脇学園、
SGHアソシエイトになった
東洋英和、
グローバルコースを持つ
実践女子、
の3校を狙っていました。
まず目を引いたのは
山脇のパンフレットです。
2020年度問題として、
現在の小学生が大学を受験するときには
現状の大学入試はなくなっています。
という冊子を配布していました。
私立とはいえ、
公的な機関である
学校が、
パンフレットの表紙にこれを謳う、
そんな時代になったと驚きました。
アメリカの名門女子大学であるスミスカレッジとウェズルリーから、
女子学生を5名位ずつ招いて行う
ヤマワキ・ガールズ・エンカレッジ・プログラム[YGEP]も
興味があります。
今日参加した学校で
最も説明を聞きたかった学校ですが、
お客さまがずっと待っていたので、
別の機会にじっくり話を聞くつもりです。
パンフレットが上質です。
見た目の色使いというか、
クールです、洒落てます。
アソシエイトになったことでみられる変化や
新しい取り組みについて聞きましたが、
そもそも海外で活躍する女性をつくるため
につくられた学校なので、
「いまさら」殊更に強調する部分ではない、
とのこと。
その中でも特に、
2010年から生徒会主導で行われている
バングラデシュ寺子屋活動支援は
大きな契機となっており、
今年本格化する
Toyo Eiwa Activities for Myanmar[TEAM]、
1つ増えて6つになる協定校との
海外短期留学など、
も大きな取組のようです。
また、
アソシエイトとなったことで
いろいろな業界・団体からの引き合いは
増えているそうです。
海外大学の進学者は、
185名の卒業生で2・3名ほどですが、
進学に限らず、
カンボジアやヴェトナム・インドといった
アジアの国々に出ていく子が
多くなっている印象だそうです。
欧米は当然、という感覚でした。
08年から始まった
グローバルスタディーズクラス[GSC]
について詳しく聞けました。
かなり力を入れている印象で、
聞いていて面白かったです。
やってる学校あるんだなぁ、
と。
いくつかメモをまとめておきます。
走り書きなので、
正確でないもの、
学年や時期が不明だったり、
ズレているものがあります。
・高2からはTOEFLの指導が週4コマあり、
エッセイライティングなどの対策をする
・1クラス40名弱のクラスを、
5つに分けて指導する
・1クラスに5人のネイティブが入って、
様々なテーマについて議論する
・放課後にもコマが設置されている
・高1でビジネス講座あり。
「このビジネスモデルを異なるA国とB国で展開する際に、
それぞれ何がポイントとなるか」
といったことを3ヶ月ほどかけて発表する
・今年から、
アデレード大と提携し、
現地の三菱・コニカと連携の上で、
実際のビジネスの現場に生徒を送り込む、
予定。
・栄陽子留学研究所と提携し、
海外6大学に指定校推薦枠を持つ
・模擬国連に4年連続で日本代表選出
他の代表は、
京都市立西京高等学校
聖心女子学院高等科
実践女子学園高等学校
桐蔭学園中等教育学校
渋谷教育学園渋谷高等学校
灘高等学校
六甲高等学校
です。
担当の先生が、
「他校は一緒にいていいのかというくらい、
進学実績のある学校です」
と謙遜されていましたが、
確かにそうともいえますね(笑)。
素晴らしいことです。
・14年3月卒業の25名のうち、
4名が海外大学に合格。
しかも4名とも
いわゆる帰国子女レベルの英語力を持っていた
わけではない子たちだそうです。
幼少期に海外の経験はある、
という程度で、
帰国枠入試によくある
「帰国後2年以内」という条件は
満たさない生徒、
だそうです。
・GSCではない、
一般クラスからも、
海外合格者はいる。
・入学試験で英語選択受験あり。
中1でも5コマはネイティブの授業なので、
それに耐えうる力は必要。
過去の英語歴は提出してもらっている。
・SGHには応募したものの落選。
ところがGSCのために、
学内予算が500万組まれたとのこと。
>SGHに1600万の補助金が出ることを考えると、
学校独自に予算をこれだけ組むのは、
本気度をみていいと思います。