小中一貫校:2類型で制度化へ
日本教育新聞11月17日
https://kodoku.kyoiku-press.co.jp/archives/2053(中部あたり)
中央教育審議会(中教審)が、
2つのタイプの
小中一貫校の制度化を求める
報告案をまとめた。
早ければ
16年から
制度化したい考え。
2つのタイプとは、
新しい学校の種類として、
小・中を1つとして扱う
「小中一貫教育学校」と、
これまでの小中を
継続した教育課程でつなげる
「小中一貫型小学校・中学校」。
利点は、
中学校への進学に対する不安解消、
中1ギャップの緩和、
教職員同士の協力による指導意識の向上、
課題は、
学校行事などにおける教職員の負担感増加、
小中教職員間の打ち合わせ時間増加、
子どもの人間関係の固定化、
最高学年でなくなる小学校高学年のリーダー性育成、
私立中学などの受験による転出、
学校選択制による一般の小学校からの中学校転入、
などが挙げられている。
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記事によると、
小中一貫校は
全国に1130校もあるそうです。
一定の成果があるということで、
制度化されるのでしょうね。
以前取り上げた記事にもあるように、
少子化で生徒が減って
統廃合のついでに一貫校化するのか、
より教育のレベルや質を上げるために
統合していくのか、
地域によって
同じ一貫校でも効果・成果のポイントは
異なりそうですね。
5才から小学生になるかもしれないほど、
いま、学制改革の議論は
盛んになってます。
高校生までを
6・3・3でなく、4・4・4とか、5・4・3にするとか、
発達に合わせて変えていこう
という話ですね。
一貫校も
6・3・3制は変わりませんが、
小中の9年間の過ごし方は
かなり変わることになりますね。
不登校や発達障害も増えていますから、
今までの「学校」というものだけでなく、
いろいろなタイプの学校が登場してくる時期が
来ているのかもしれません。
ますます教職員の数や
質を確保しないといけなくなりますね。