英語4技能向上セミナー@日本橋

沖山教育研究所

TOEFLやTOEFLジュニア、プライマリを運営する、
グローバル・コミュニケーション&テスティング[GC&T]主催の、
英語4技能セミナーに行ってきました。
http://gc-t.jp/seminar/
http://gc-t.jp/wp-content/uploads/2015/05/seminar_tokyo.pdf

期待していたのは、
文科省の向後調査官のお話。

昨年の夏に、
英語改革先取りセミナーに行った際、
抜群に話が上手だった記憶があり、
「文科省にもこんな人いるんだ…」
と強く感じたのです。

文科省は東大で一番できない人が行く、
なんて揶揄する声も、
周りからよく聞くせいか、
あまりに違ってすごいな、と。

今回も内容より、
話し方や間の取り方など、
講演全体の進め方に
気がいってしまいました。

内容的には、
私が面白いと感じた新情報は、
ほとんどありませんでした。

立教大学の石田さんは、
総長室の改革課の人。

改革課!ですよ。
総長直轄、なんでしょうね、
名前からすると。

TOEFLを始めとした、
大学入試の外部試験活用の現状や、
その経緯などについての説明でした。

後半は、
イーオンと神田外語の先生が、
TOEFLのコンプリヘンシブについて、

ワークショップと、
説明・講演でした。

実際にコンプリヘンシブの問題をやりましたが、
あれは11歳には無理ですねw

普通に学校教育受けていたのでは、
ですね。

3年前に大学改革プランが出た際に、
英語の習得レベルが激変すると、

御三家の生徒を相手に、
大学入試英語を教えていた経験から
推察して、

「早くから話せるようにしないと!」
「試験は4技能になるよ!」
「大学でも中学でも英語使えないと選べないよ!」

とあくまで予測でしたが、
お客様に言い続けてました。

それを聞いてくれた方々は、
ほんとによかった。

聞かなかった方々は、
いまさらになって準備を始めるのでしょう。

コンプリヘンシブは11歳から受験できますが、
日本の11歳には無理ですね。

英語の講義を聞いて、
45秒考えてまとめて、
1分間でコンピュータに録音する。

日本語での処理と、
英語での処理と、
メモをとったりまとめたり、

最初は全く歯が立たないでしょう。

この形式はTOEFLにもあるので、
将来的にはTOEFLへつながる能力ですから、

こういった訓練をしてくれる学校や塾があれば、
お客さんが殺到するでしょうね。

かといってたくさんの学校がこればかり、
テストの対策らしいことばかりやると、

文科省の狙いともずれそうです。

向後さんは、
「中学受験では英語を入れないでもらいたい」
とはっきり仰ってました。

テストテストとなって、
結局今の大学入試と同じものになるなら、
今回の改革も無益ですからね。

あくまで私が流行らせたいと思っている、
「3K」をどれだけ強められるか、
ですからね。

勉強したから何かがみつかる、
のではなく、
3Kがあるから勉強する、
というのが自然ですからね。

アメフトが好きになったから、
英語が嫌いじゃなかった私のように。

いずれにしても、
コンプリヘンシブ、
面白いテストでした!

10月には、
なぜかくもん出版から問題集も出るそうです!
>くもんも4技能になるの?って突っ込んでおきました。
 ブースが出てたのでw

他にも、
Z会や、SRJ、内田洋行が、
教材やオンラインの展示をしてました。

Z会はいまある教材をすべて、
作り変えないとですよね!?

ライティングやスピーキングを
強化できる冊子って作れるんでしょうか??

激変ですねぇ。

私も勉強しておかないと!

ちなみにくもんさんは、
私の紹介である学校と連絡ついたらしく、
なんと!
その学校はすでにくもん出版が扱っている、
プライマリとコンプリヘンシブの
問題集採用について
検討段階だったとか!?

面白いつながりになりますねぇ、
ほんと。

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