学校説明会@大妻中野グローバルリーダーズコース[GLC]
4月24日に開催された、
大妻中野中高
の説明会に参加しました。
http://www.otsumanakano.ac.jp/otsumanakano/16404/
大妻中野は、
文科省が進める
スーパーグローバルハイスクール[SGH]事業で、
本選抜(全国56校)には漏れたものの、
準選抜[アソシエイト]54校の1つに採択されました。
同様の政策として、
スーパーグローバルユニヴァーシティ[SGU]事業
もありますが、
個人的には今後、
国内の高校・大学を受験するのであれば、
このSGHとSGUに進学すべきだと考えているので、
動向は気になっていました。
ちょうど、急に、
説明会開催のページをみかけたので、
早速参加してきました。
主に、
来年新設される、
グローバルリーダーズコース[GLC]
についての説明でした。
注目すべきもの、
気になったもの、気に入ったものを
順不同で羅列しておきます。
詳細について興味のある方は、
お問い合わせください。
本音も含めてご紹介します。
内容は今日聞いたものなので、
今後変わることもあるでしょうし、
対応された方によって、
多少表現のずれがあると思いますので、
ご了承ください。
・2040年に、
日本の人口は9200万から9400万
>人口減少が、
この教育制度改革最大の要因
・CEFR[ヨーロッパ言語共通参照枠]で
B1がマスト、B2を目指す
TOEFLで57点、
TOEICで750点以上
>セファール、と読みます。
今後英検でも評価が表記されます
・純日本人で、
早稲田国際教養とアイオワ大、
ロヨラ大合格した子もいる
>帰国生でないためすごいですね
・英語入試はスピーキングなし
レベルはTOEFLジュニア、英検4級レベルを検討
>ライティングもありますが、
自己紹介など、それほど込み入ったものではない
・GLC入試を2月1日午前に設定したのは、
SGHとして、本気だということを表明するため
・GLCの進路目標は、
海外大、国内国際系、SGU
>ここでSGUを謳っているのは、
初めてじゃないでしょうか!?
・中1は全員が、
ハーバード大学の学生と
国内イングリッシュキャンプ参加
・SGU各大学や、
大手一般企業と提携プログラムを実施
・GLCの生徒は、
中3進級時に、他コースへ移動可能
他コースからGLCも、可能
>学費は全コース同じ!
・現在中2・中3の生徒は、
高1進学時にGLC移動も可能
>来年、高1に1クラスGLCを設置
・移動の際の選抜方法は、
授業への参加度や積極性、など、
英語力や成績以外の部分もみて総合評価
>海外の入試に近い
・GLC入試の国算の問題は、
コア入試と同じ
・GLCの生徒は、
帰国生と合わせて
35名ほどのクラスをつくる
例年、
帰国生は20~25名で、
教室は満員で42名なので、
22名~17名くらいが最大定員となる
・特待生度あり
・SGH同士の勉強会もある。
サイトはこちら。
http://www.sghc.jp/
・モデル、ライバルとなるのは山脇学園
・5月にロンドンで開催する
大妻4校合同帰国生説明会は、
大妻中野が発案、主導で実施する
>初の試みだそうです!
説明会は1時間でさっと終わり、
校内見学をして、
授業中の生徒に
「面白い?」と聞いて回りました。
みな笑顔で頷いてくれました。
共学校ではないですが、
昨年の三田国際や、
開智日本橋同様、
注目を集めるに値する
「やる気」「気合い」だったと思います。
どんないいことを謳っているか、
ではなく、
それをやる意志があるのか、
で学校をみて、
お客さまに案内をしているからです。
しかも大妻中野は、
SGHアソシエイトなので、
謳うだけでなく、
毎年、文科省から進捗状況のチェックを受けます。
これが大きい。
打ち上げたからには
達成しないと
お墨付きは剥がされてしまいます。
以前からこういう方向性は
検討されていたようですが、
今回、公にしてしまったので、
やらざるを得ません!(笑)
その意気込みについつい、
大きな期待をしてしまいます。