「それでも医者になりますか?」
東洋経済3月21日号
医学部・医者のウラとオモテ
が本題ですが、
副題にあった言葉…、
素晴らしい!
昨今の医学部人気を
2年前から冷ややかに見ていた私が
期待する内容!
だと思って購入しましたが
未読です…。
医者も食えない仕事になる
と思ってる理由は、
拙著(5月刊行予定!)でも、
触れてありますから是非。
この東洋経済には
おそらくそれも触れられている…、
と期待します。
読み終えたら
また追記します。
「開業しても儲からない?」
「女医という生き方」
って見出しもいいですねぇ。
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読みました。
そこまで急進的では
ありませんでしたが、
人気が集中する一方で、
未来は安泰でない、
というまとめ方にはなっていました。
特に面白かった、
勉強になった記事は以下です。
・「兵庫県医師養成制度」では、
入学金や授業料のほか、
生活費までを支援。
6年間で4480万円を貸与、
9年間県内で勤務すれば
返済は免除。
・「受験偏差値は軒並み上がったが、
その分医師になる
モチベイションが低い人も増えた」
・慈恵医科大では、
学科試験の点数がどんなに高くても、
面接試験で「否」と判断すれば
合格させない。
・医師の数は
毎約6600人増となっており、
2025年以降は
医師過剰に陥る予想。
・診療報酬は
一層の削減傾向
=医師給与の削減。
・私大医学部の6年間費用は、
産業医科の1150万から、
川崎医科の4716万円
までの幅がある。
・海城高校では
約10年前から
毎週土曜日に、
医学部進学希望者に
専用の課外講座を開いている。
現在、
理系約190人のうち、
4割近い生徒が
医学部を目指している。
・順天堂大学医学部入試の問題
下を向きながら
階段を上る男性の後ろ姿と、
階下にある
色鮮やかな赤い風船が2つ、
2本の糸で結ばれ浮いている
「写真」を見たうえで、
「ロンドンのキングス・クロス駅の写真です。
あなたの感じるところを800字以内で述べなさい」
・同じく順天堂のセンター利用入試の問題
右側に森林が連なり、
左側に海が広がる
「写真」を見たうえで、
「写真は下記の言葉を添えて出版されています。
詩の内容を踏まえて、
あなたが海辺に腰かけて思うことを
600字以内で述べなさい」
The sea belongs to whoever sits by the shore.
・北里大学では面接で、
自分とはまったく異なる受験生が
ペアとして選ばれていた。
>多浪でようやく筆記を通った本人と、
数学オリンピックや英語ディベイト出場者
・全国医学部ライバルマップ
>医学部勧めるならどっち?
と拙著のような比較あり
・二極化する開業医の実態と、
診療科による特徴の図表
・女性医師の例として、
週4回常勤で
給与年間1300万の
30代後半女性と、
週2回のアルバイトで
年収約700万の
40代前半女性
のインタビュウが掲載。
違いますねぇ、収入が、
一般の女性とは。