変わる大学入試:先進的な改革、戸惑いも
読売2月27日
国際基督教大学[ICU]が、
今春から
「総合教養」という
新しい入試科目を導入。
講義の音声を聞いた後、
マークシートに答える。
「大学の授業に近い形の試験で、
話を聴き、
情報を読み取る力があるか、
ICUの教育に適しているかをみる」
と伊藤学部長。
入試前に示したサンプルは、
ワインの歴史や文化に関する
約15分間の講義を基に、
世界史や地理、
文学、化学などの要素を含む。
高校の教員からは、
「どう準備すればいいのか」
と戸惑いの声も上がっていた。
伊藤学部長は、
「特別な対策は必要ないと
説明しているのですが」
と苦笑する。
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教員と学部長のやりとりが
すべてを表していますね。
なにか決められた答えを
用意するのではなくて、
その場でどう考えたか
を答えるということですね。
マークシートなので、
「答え」を決めなければいけないのでしょうけど、
今後はこれが
話しあいや議論という形式になり、
その場で自分らしい意見を述べられるかどうか
を測るようになるでしょう。
全国で37しかない、
スーパーグローバル大学[SGU]の1つですから、
これくらいのことはやりますね。
そもそも
こうしたことがやりやすい校風や
受験生の層を抱えていますしね。
教え子の一人は、
形式が変わったことでダメだった、
とはいっていましたが、
立命館アジア太平洋[APU]に進学します。
ICUに入った子たちとも切磋琢磨して、
将来に備えてほしいと思います。
※ちなみに初めて「スキャナ」を使ってみました。楽しい!
※傾いたりなんなりは御愛嬌ということで。
※今後は蛍光ペンを引いてから取りこむと読みやすくなると思っております。