スーパーグローバル大に37校:大学の評価、地殻変動

沖山教育研究所

日経10月6日朝刊

文科省が
スーパーグローバル大学37校を
選んだ。

・慶應大学の清家篤塾長は
 満面の笑みで、
 2日の記者会見を行った。

・立命館では、
 大学とアジア太平洋大学が
 そろって選ばれた。

・北海道大学、
 立教大学、
 京都工芸繊維大の
 学長コメントも掲載。

・今後10年間で毎年、
 トップ型は4億2千万、
 牽引型は1億7千万の
 補助金を受けられる。

・それ以上に
 SGU採択校自体が勲章であり、
 グローバル化戦略で
 国のお墨付きを得たことになる。

・一方で、
 
 国立では
 一橋、
 神戸、
 新潟、
 長崎大
 が不採択。
 
 長岡技術科学、
 京都工芸繊維、
 豊橋技術科学
 などの理系単科大が気を吐いた。

 東京芸大や
 東京外大も選ばれ、
 特色が明確な大学が
 評価された。

・公立では、
 首都大学東京や
 大阪市立
 が不採択。
 
 新興だが個性派の
 国際教養と会津
 のみが選ばれた。

・私立では、
 青山学院と
 中央が漏れた。
 同志社と
 関西大
 もしかり。

・逆に
 芝浦工大や
 東洋が採択され、
 中堅の検討が目立った。

・まとめとして、
 堅固といわれた
 大学間序列の地殻変動は
 着実に起きている。
 過去の栄光にすがるだけでは
 一気に輝きを失う。
 一方で、
 変化の時代は
 存在感を高める好機でもある。

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

SGU関連では
この記事が一番面白かったです。

後ででる、
サンデー毎日や週刊朝日の記事も
似た論調でした。

2年前に
大学入試にTOEFL導入、
という記事をみつけて以来、

幼・小・中・高・大、
すべての序列やレベル、人気など、
あらゆる価値観が崩れるという風に、
一部の、コアな、お客さまとは話してきましたが、
本当にそういう状態になってきました。

これ以外の大学には行く意味が
希薄となっていくでしょう。

慶應の学長が
記者会見を開くほどのインパクト
だとは思っていませんでしたが。。。

子どもが減り、
学校がなくなる中で、
どの大学を選ぶのか。

その前提となる
中学や高校をどう選ぶか。

今までの考えを捨てて、
ゼロから考えなおしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です