私立中学・高校進学相談会@上野松坂屋

沖山教育研究所

上野松坂屋で開催された、
進学相談会にいってきました。
http://gakuran.jp/matsuzakaya/

ものすごい人でしたっ!
私が行く時間帯の前は、
入場制限されていたようです。。。

なので、
面白そうな学校に狙いを定めて
話を聞いてきました。

訪問した学校リスト

芝浦工大柏
八雲
富士見丘
目白研心
昭和学院
東洋大京北
順天

この中で面白かった!
関心が高まったのは、
八雲と
芝浦工大柏
ですかね。

八雲は、
数年前から雑誌にでまくって、
評価を上げて来ていた中、
最近はあまりよい話を聞かなかったので、
気になっていました。

英語入試も早く導入するだろうと
3年前から予測してましたが、
いまだに動きがない様子。

スーパーグローバルハイスクール[SGH]
にもなってないし、
申請をしなかったのか、外れたのか、
話を聞こうと思っていました。

ですが、
どの説明会でも行列で、
なかなか空くことがなかった中、
なんと!

ガラガラでした。。。

びっくり。。。

上野松坂屋での開催ということもあり、
ある意味、「アウェイ」だとのこと。

比較的、
高校受験ニーズが高い説明会
だったこともあるようです。

すかさず座って、
話を聞きました。

SGHについては、
縛りもいろいろ出てくるので、
独自でやりたいことにも、
制限がかかるかもしれない、

また、
八雲なりの積み重ねや、
プライド・自負も強く持っているため、
あえて申請はしなかった、
とのこと。

今後の学校選びは、
SGH中心で進まざるを得ない、
と私は拙著にも書きましたが、

こういう矜持のある学校であれば、
期待してもいいですよね。

面白そうなプログラムが、
やはりたくさんありました。

芝浦工大柏は、
私立の理系単科大学として唯一の、
スーパーグローバルユニバーシティ[SGU]
に採択された芝浦工大の影響が、
どこまで出るのか、

という視点で話を聞きましたが、

あまりその影響は出ていないとのこと。

逆に、
15・6年前から、
マレーシアを始めとして海外と、
中高独自でルートを作ってきていること、

また、
理系単科大学付属らしい、
各種プログラムを実施していることに、
かなりの自信がみえました。

改めて
グローバルグローバルとは、
いうまでもなくやっている、
それを拡充させる、
という雰囲気でしたね。

理系の学校なのに、
案外、パソコンに疎いような子もいるそうで、
リテラシー教育にも時間をつくってるとのこと。

理系に偏って、
独自色を強めてほしいと思いました。

富士見丘もようやく詳細を聞きましたが、
SGH効果はありますね。

偏差値や人気で言えば、
採択された学校では、
底辺だ、
と担当者さん自身おっしゃってましたが、

だからこそ、
色を出して、
際立って、
変わらないといけない学校のはずですから、

この機を逃さず、
拡充してほしいです。

目白研心も、
SGHは狙っていたようです。

ゼロからグローバルを考えてから、
まだ数年なので、
手探り状態は続いているようですが、
担当者さんのお話を聞く限り、
楽しんでいる雰囲気はありました。

実は私のお客様で、
結構期待して話を聞きに学校に行ったら、
それほどでもなかった、
という声があったのですが、

一気にガンガン進んでる!
という印象は確かに弱いかも。

振り切ってほしい、
です!

順天も本格始動2年目?、
ということもあって、
手探り状態で動いている様子。

卒業生で初めて、
メリーランド?ヴァージニア?大に進学した子が
でたそうです。

いわゆる、純ジャパ、
の生徒だそうです。

そのルートをどれだけ開拓できるかどうか。

SGHは勉強会や、
情報共有についても
優位に立っている印象なので、
動きが加速すると、
一気かもしれません。

昭和学院は、
しつけや伝統的なマナーなど、
やるべきことはきちんとやる、しつける、
というところに回帰する部分もあるとのこと。

どこの学校も、
グローバル、
ICT、
アクティブラーニング、
ばかり謳っていて、

その基になる、
基礎知識の習得や、
基本的な生活習慣など、

変わらなければならないことは
変えるように、
教員に対しても指導はしているが、
それだけで、
その方向性を強めるだけで果たして・・・

というところもある、
とのこと。

過渡期ですからね。
いろんな学校が、
いろんな先生が、
いろんな生徒が、
いろいろ考えて動いて、

試行錯誤して、
紆余曲折して、

それぞれの学校が、
独自色を強めることこそ、
大事な点です。

ある学校の担当者さんは、
「他の学校の動き・実績が気にならなくなった」

とおっしゃってましたが、
それはその学校が、
独自色を強めた証拠ですからね。

できるだけ多くの学校が、
このセリフを言えるようになれば、
本当の意味での多様性が出てきて、

親も子も、
自分たちに合った学校を選びやすくもなるでしょう。

ミスマッチも減って、
不登校や引きこもりも、
減るでしょう。

最後に、
東洋大京北ですが、
高校の単願推薦だけで、
200名以上の生徒が
集まってしまったそうです。。。

新入生が370名ほどいるそうです。

校舎が新しくなって、
中学部は80名?程しかとってないので、
空いている教室を、
高校生用に使っているとのこと。

東洋大はSGUなので
その辺の影響も聞きましたが、
海外大学進学、
英語の強烈な強化、
というよりはむしろ、

国公立大学進学者増加、

が目下の目標のようです。

まぁ、
受験生のニーズは変わっていくでしょうから、
その時に変えられるか、
または準備しておいて、
すぐ動き出せるか、

に注目してみていきます。

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