予備校進む淘汰:代ゼミ20校閉鎖

沖山教育研究所

読売9月21日朝刊

大手予備校代々木ゼミナールが
27校中20校を閉鎖、
全国模試やセンターリサーチの廃止を発表。

9月からは講師不在で、
休講も増えている。
>別の予備校で、
 来年度に向けた採用試験を受けているため。

92年が18歳人口ピークで、
国公立の定員約47万人に対して
約92万人の志願者がいた、

14年には、
約59万人に対して
志願者が66万人、
となっている。

浪人生は、
約28万人から約8万人に激減。


駿台・河合・東進に比べて、動きが少なかったのが代ゼミです。
私大文系を中心にした経営が成り立つ時代では、
なくなっていますね。

中学受験を中心に、
サピックスを中心にした運営に変えていくとありますが、
これもどうでしょうか。
一部を除いて、
中学受験も下火に向かっていますからね。

Y-SAPIXは首都圏の受験事情に合致する業態ですから、
地方に広げてどこまで通用するか。

中高一貫の私立生徒の数は限られるでしょうし、
地方は公立が強い。

大学入試改革がすぐ目の前ですですし、
いろいろな紙上にあるように、
ホテル経営や不動産経営をしたほうが
会社としてはいいんじゃないでしょうか。

実際そうしそうですね。

逆にそういう視点で運営されている塾・予備校には、
生徒が集まらないでしょう。

栄光ゼミナールのように、
CMでイメージアップを図るのでしょうか。

もう大学受験にお金を使う時代ではなくなってきています。

それ以外に、
何をやってきたか、
何を感じたか、
それを18歳時点で語れないと、
その先の大学も会社も、
採用してはくれない時代にすぐなります。