京大次期学長の抱負:学長VS教職員揺れた改革

日経9月25日大学欄

次期学長には、
国際競争に打ち勝つため、
経営能力に秀でた学長を世界から公募することを検討していたが、
反対派の勢力が強く、従来通り、
教職員による投票で学内の教授を選んだ。

松本鉱減学長は、
京都から大学を変える、とし、
教職員442人(全学の8%)を削減の一方で、
外国人教員を2倍の500人に増員し、
教養科目の半数を英語で行う
という方針を示した。

配置転換を迫られる多くの教職員がこれに反発した、

次期学長を担いだのは、
京大の伝統を重視する教職員たちで、
特に、改革案を出す松本学長に、
ズバズバ反論していたのが山極氏だった。

松本学長の改革は、
学外を中心に評価する声が多い。


紙面の半分以上は、
次期学長の抱負ですが、
興味深いのはその脇にあるコラム。

東大の濱田学長、
国際教養大の故中島学長と並んで、
京大の松本学長も、
10年20年先を見越した改革に取り組んでいたことは有名です。

その京大が、
反対勢力による学長を担いだというのは気がかりです。

コラムの最後には、
教職員と執行部の間でも火種があるそう。

少し改革のスピードが遅くなってしまいそうですね。

松本学長が進めた京大の改革
・学部ごとだった教養科目を一元化、数年後に授業の半数以上を英語で行う
・グローバルリーダーを育成する文理融合の5年生・全寮制「思修館」新設
・国内外から人材を毎年20人ずつ公募。研究の待遇を保証
・外国人教員を20年までに240人から500人に倍増
・8年かけて教員282人、職員160人削減
・留学生数を12年の2000人から20年めどに4300人に増やす
・16年春から推薦入試追加。受験科目以外の学業成績・成果や学ぶ意欲審査